洋画『アナと世界の終わり』 キャンディーケーンで世界と戦う!
夢も希望もないこの町にサヨナラしようと、アナは高校卒業後は進学せず世界を旅する計画を立てていた。
しかし、その計画が父親にバレてしまい大喧嘩に。
親友ジョンの励ましで気持ちを切り替え登校するアナだったが、外へ出ると町の様子は一変していた…。
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自分らしさとは何か、迷える進路、型にはめようとする大人達への反発など、等身大の高校生を描くミュージカル映画でありながら、ジャンルはゾンビ系パニックホラー(゚д゚)
これ、PVがカオスで見た時からずっと気になってました(笑)
この日はクリスマス。
密かに蔓延していたウイルスにより、気づけば町中ゾンビだらけ。
喧嘩別れしてしまった父親を助けるため、アナはジョンと共に学校へ向かいます。
アナは今の冴えない毎日にウンザリしていて、学校では顔を見ればちょっかいを出してくる元彼に嫌悪したり、いつでも自分達二人の世界に入り浸っているカップルに呆れたり、何もかもくだらないと思いながら過ごしているんです。
新しい挑戦をしようとすれば、父親や教師に止められて縛り付けられるし。
実際ジョンをはじめ、“大人の言うことに従う”という、悪く捉えると脳死状態になっている子も多いんですよね。
しかしこれがゾンビ襲来によって、自分が求めているのは何かに気づいて、それが原動力になって立ち向かっていきます。
単なるクラスメイトでそれ以上でもそれ以下でもなかった子達が励まし合って先へ進む姿は凄く応援したくなったし、築かれた友情の分、地獄そのものな現実に絶望したり。
歌とダンスを交えたエンターテイメントな演出が、良くも悪くも難しいことを考えずに見られます。
子ども向け映画だと評価する口コミを多く見かけましたが、私はこういう娯楽映画はストレスで凝り固まった心が解れて好きです。
劇中歌がキャッチーな曲ばかりで、聞いたらすぐに口ずさみたくなっちゃうんですよ。
クリスマスはロマンチックな映画も多いけど、こういうぶっ飛んだ映画も良いですな(゚∀゚)
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