映画いろいろ。

映画の感想文。何となく目に止まった作品を、何となく観始めるのが好き。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

邦画『今夜、ロマンス劇場で』 優男の奮闘記

映画を愛し、映画監督を目指す健司。 健司は行きつけのロマンス劇場の倉庫で見つけた古いモノクロ映画『お転婆姫と三獣士』のヒロイン美雪に恋をしてしまい、仕事が終わると足繁く劇場に通っていた。 しかしその『お転婆姫と三獣士』が映画収集家に買い取ら…

洋画『ハプニング』 ムーンウォークで迫り来る恐怖

たった今まで隣で話していた友達が、突然髪留めを首に突きつける…。 工事現場では、建物の屋上から作業員が次々と落下。 市民に謎の行動が広がり、人々は奇妙な死に方を始めた。原因も発生源も分からず、生き残った人々はまだ発生報告のない地域を目指して列…

洋画『パパが遺した物語』 パパが繋いだ物語

小説家のジェイクは家族を乗せたドライブ中に事故を起こし、娘ケイティは無事だったが、妻は帰らぬ人に。 ジェイクも重い後遺症を負った。 親戚からは「その体で、しかも小説家という仕事で子育ては無理だ」と、ケイティを養子に寄越すよう圧力をかけられる…

洋画『マイ・インターン』70歳、就職したら彼女できました。

ロマンスグレーと朗らかな笑顔が魅力的な紳士ベン、70歳。 40年勤め上げた会社を定年退職。 妻に先立たれ、悠々自適な生活を始めようとサークル活動や旅行、思いつく限りのことをトライ。 しかし家に帰れば自分一人。社会から切り離されたような喪失感。…

洋画『アデライン、100年目の恋』 あ、白髪だ…

交通事故をきっかけに、29歳の体から不老となったアデライン。 年をとっても容姿が変わらないアデラインは周囲から不審に思われるようになり、定期的に名前、住む所、仕事を変えて、その度に人間関係も一掃して生きるようになった。もう何度目かも忘れたニ…

邦画『めがね』 たそがれるってどうやるの?

一人旅中の主人公タエコが海辺にある民宿を訪れるのだけど、そこで流れる時間、空気は独特。なにこれ時止まってんの?(←違う)タエコは「旅行に来たんだから観光地を巡らなきゃ。名物を食べないと。」と、意志はないけど固定観念で行動するタイプ。 けれど民…