映画いろいろ。

映画の感想文。何となく目に止まった作品を、何となく観始めるのが好き。

洋画『シャザム!』 ヒーローになって大人の階段上っちゃう!?

幼い頃に母親とはぐれ、孤児となった14歳のビリー・バットソン。
彼は母親を探す為、グループホームや里親の家を抜け出してはバットソン姓の女性の家を訪ねてまわっていた。

しかしある日――。
ビリーは地下鉄に乗っていると、魔物が封印されている「永遠の岩」へ召喚された。
そこにいた勇者シャザムは老衰により後継者を探しており、ビリーは強引に力の継承される。
するとビリーは、超人的なパワーを持ったヒーローに変身。
七つの大罪の魔物達と戦う羽目になってしまう…。




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菅田将暉さんが吹き替えをしているコミカルなCMを見て興味を持ったんですが、思っていたよりしっかり面白い映画でした←失礼w



ムキムキマッチョになったビリーだけど、ぶっちゃけ魔物退治とかよく分からない。
力の使いどころも分からなかった彼は、YouTuberになります(笑)
でもそんな目立つことをしていれば、たちまちスーパーヒーローの噂は広がり、スーパーヴィランの耳にも届いてしまう訳です。



ただのおバカ映画なのかと思っていましたが、少年少女達の成長も描かれていたり、家族という繋がりの意味であったり、登場人物に感情移入できるエピソードも多かったです。



このビリーの吹き替えを、ヒーローシャザム状態だと菅田将暉さん、少年の姿の時を緒方恵美さんが担当。
緒方さんのビリーは孤児という境遇に少々グレたような、斜に構えた雰囲気。
そして菅田さんのビリーは、信じられないことが起きてパニクっちゃった、素っ頓狂な感じでお芝居されてます。

これがちょっと辛口な感想になっちゃうんですが、緒方さんの演技が言わずもがなメチャメチャ格好いいんですよ。
菅田さんは面白いし文句は何も無いんですけど、「少年ビリーと人格変わりすぎ!!」と思ってしまいました(;´∀`)
もしかしたら普段は大人に負けないように強気で振る舞っているだけで、変身時の方が本来の性格が出てきているのかもしれませんけどね。
それにしても…うーむ。

緒方さんの「シャザム!」の掛け声にシビレました(゚д゚)



あとグループホームで出会うフレディを阪口大助さんが吹き替えされていますが、阪口さんももう安定の相棒キャラで、菅田さんを囲む声優陣が強すぎです(笑)あ、これ新八コンビなのか。



次回作の制作が決まっているそうなので、続編を楽しみに待ちたいと思います。




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