映画いろいろ。

映画の感想文。何となく目に止まった作品を、何となく観始めるのが好き。

DBDプレイヤーが見る映画『サイレントヒル』 初めまして静岡

F遅ればせながら『Dead by Daylight』というゲームにハマっている私。
エンジョイ勢ですけども。


ゲーム内容としてはキラーとサバイバーに分かれて隠れ鬼をするようなものなんですが、数多くあるステージの中で「ミッドウィッチ小学校」という所が苦手なんです。



有名なホラー映画をモチーフにしたキャラクターやステージが多く登場することも楽しみの一つとなっているDBD。
どうやら「ミッドウィッチ小学校」は、ホラーゲーム『サイレントヒル』とのコラボステージとのこと。


私、サイレントヒルやったことありません(゚д゚)


シェリルって誰?三角様って誰?なんで三角被ってるの?」
ということで、元ネタを確認すべく映画を見てみました。




二作品ある映画版でシェリルが主人公なのは『サイレントヒル:リベレーション』との情報を得たので、こちらから。



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映画版ではシェリルは「シャロン」という名前に変更されていますが、おおー!シェリルの実写版だ!
ゲーム上ではソワソワと気弱そうな雰囲気でしたが、結構負けん気が強そうなキャラクターです。

ちゃんと三角様も出てきます!




…しかし違和感が。
気づきました。これ、続き物じゃないかと。


私の知らないメイソン一家の過去の事件が匂わされたり、ステージに採用されたミッドウィッチ小学校もフラッシュバックで一瞬出てくるだけ。
やっちまいました。

シリーズは一作目から見ないとダメじゃないですか←






ちゃんと一作目から見直してきました。すみません。



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一作目の方はシャロンのお母さんローズが主人公。

シャロンはこの時まだ8歳。
夢遊病で取り憑かれたように「サイレントヒルに行く」と言うもんだから、そのサイレントヒルに連れて行ってみようじゃないか、というお話。

しかしそこは昔、魔女狩りとしてアレッサという女の子が火炙りの刑に処せされたという悲惨な過去がある場所。
アレッサはその深い憎しみから悪魔(通称ダークアレッサ)を生み出し、サイレントヒルを闇に包み、呪われた地となっていました。



じゃあシャロンは何故そんな所に行きたがっていたか。
実はシャロンは、アレッサがサイレントヒルの外へ身を隠すために、アレッサから善の部分を分けて転生させた存在だったんです。


すごーく簡単に言ってしまうと、闇落ちしたアレッサの復讐劇です。





DBDのステージに採用されているミッドウィッチ小学校っていうのは、アレッサが通っていた学校。
子ども達や先生や親達からも"魔女"として忌み嫌われて虐められていた、辛い思い出の詰まった場所だったんですね。
トイレで聞こえる泣き声は何なんだろうと思っていましたが、これも映画内に同じシーンがありました。
映画を見た後だと、トイレのドアを開けてみたくなりますな。
廊下にも汚物まみれのトイレが追いてあったりして「なんでこんな所に?」と疑問でしたが、アレッサにとって“嫌な記憶”を象徴するものの一つなのだろうと解釈しました。






DBDのミッドウィッチ小学校、映画を見ただけでもかなり景色が変わって感じます。

小学校の制服を見た時は、あのスキンはこれだったのか!と感動すら覚えました(笑)
赤いカーディガンのセクシーナースは映画での登場時間は少なかったけど、ゲームの方ではきっと出番が多いキャラなんだろうなぁ。


映画版だけでなくサイレントヒルシリーズまるごとコラボしているのが凝っていると思うし、作品愛が伝わってきますね。

「家庭♨」「和む」の和柄スキンの意味も知りたかったけど、これは映画には出てこなかった(^_^;)




ステージに着いた時に鳴るサイレンも、ちゃんと元ネタを再現されたものだったんですね~!
非常に申し訳ないんですが、この記事を書くまで「サイレントヒル」と「SIREN」がゴッチャになってたんですよ。
サイレンが鳴るから(^_^;)
実は「SIREN」もやったことがないんですよねぇ。
こっちもサイレンが鳴り響く中を歩き回るのかなぁ。



ちょっと忘れかけてましたが、キラーに採用されている三角様は正しく“処刑人”という役目を担っているんですが、アレッサの守護者として用心棒みたいなキャラのようです。
そうなると他のサバイバーを襲うのは分かるけど、シェリルまで処刑しちゃうのはちょっと謎( ̄▽ ̄)

とは言え、映画で見る彼は格好良かった!
ピンチに現れるヒーロー、白馬の王子様くらいカッコイイ登場だった(笑)




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映画としては二作品とも、正直あんまり怖くはないかも。

ただ一作目の方は、じわじわ精神的にやられる系。
シビルの処刑シーンが目に焼き付いちゃって、しばらくモヤモヤしそう。

二作目は成長したシャロンが淡々と真実に向かっていく感じで、ゲームファンが実写化を楽しむ映画だと思います。





DBDは鬼ごっこをして遊んでいるだけでしたが、出典作品を知るとより世界観が広がって楽しみ方が変わりました。
改めて神ゲー

でもやっぱり、ミッドウィッチ小学校のマップは苦手だなー!!