映画いろいろ。

映画の感想文。何となく目に止まった作品を、何となく観始めるのが好き。

洋画『僕のワンダフル・ジャーニー』 何度も生まれ変わっても。

固い絆で結ばれたイーサンと愛犬ベイリー。
ベイリーは3度の犬生を終えても、転生して大好きなイーサンの元へ戻ってきた。

しかし今生を終える時はこれまでと違い、イーサンに「(育児放棄されている孫娘の)CJを守ってほしい」と頼まれる。
再び仔犬として転生したベイリーは、イーサンとの約束を果たす為CJの元へ走り出した。




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この映画、上演時間は108分と短めなんですけど、文章にするとややこしくなるのでサラッとまとめると↓


  • イーサン夫婦とベイリーは、亡き息子の嫁グロリアと娘CJと暮らしてた
  • グロリアがイーサン夫婦と喧嘩して出て行く
  • ベイリー病死 、「モーリー」として転生して11歳のCJと再会
  • 高校生になったCJがグロリアと喧嘩して家出、車で事故ってモーリー死亡
  • ビッグジョーに飼われる「ビッグドッグ」として転生(この生涯では一度しかCJに会えなかった)
  • 「マックス」として転生、これまでの経験を生かしてCJを探し当てる



最初に出てくるのは老犬のベイリーなんですが、とってもお利口なワンちゃん。

当時赤ちゃんのCJと遊ぶのも大好きで、絵に描いたような幸せな日々を過ごしていました。


でもCJの母親グロリアというのが、CJを妊娠中に夫ヘンリーを亡くしていて、不安や焦りなどからCJに手が回らないし周りが見えなくなっていたんですよね。

それでイーサン夫婦がグロリアを助ける為にも「私達がCJの面倒を見る」と提案したんですが、グロリアは「私から娘も奪うつもり!?」と衝突してしまい、CJを連れて出て行ってしまうんです。



物語はCJの成長を追いながら数十年分が描かれるんですが、この子中身は良い子なんだけど、唆されやすかったり男運が悪かったりちょっと残念なところがあるんですよ。

不安定な家庭で育ったのもあるし、若気の至りっていうのもあるんですが、なかなか危なかっしい人生を送ってます( ̄▽ ̄)


本当にベイリーがついていてよかった。

このベイリーって、つまりはイーサンの愛情ですよね。



イーサンとベイリーってこれ以上無いほどの友情で結ばれていて、イーサンはベイリーが何度別の犬として転生しても「お前なんだな?(ニッコリ)」と通じ合えるんです。
イーサンを演じるのはデニス・クエイドなんですが、ベイリーを見つけた時の嬉しそうな表情が最高なんですよ。
それにベイリーが何とも健気で、私もワンちゃんの友達が欲しくなりました。



私はこの物語を見るまで知りませんでしたが、犬は前世の記憶を持って転生するってよく語られていることなんですね。

ワンちゃんを飼ったことがある人は思い当たることがあるかもしれないし、この映画を見たら猫派の人もワンちゃんに目覚めちゃうかも?




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