洋画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』 怖い話は好きですか?
花屋で働く、ドジでノロマなシーモア。
今日もヘマをやらかして、店長に「店の為になることをしなければ、今度こそクビだ」と言われてしまう。
そこでシーモアは、枯れかけのハエトリグサのような植物を持って行くことに。
しかし、その植物にはとんでもない秘密があった。
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『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は日本版ミュージカルのPVで知って興味を持ったんですが、こういう物語だったとは…💧
シーモアは純粋に花が好きで、ハエトリグサ(仮)のことも一生懸命に世話をして元気を取り戻してもらおうとするんです。
しかも「オードリージュニア」と、片思い中の彼女の名前をつけて(笑)
けれどジュニアは、どんな高級肥料を与えても萎れたまま…。
それもそのはず、ジュニアは食人植物だったんです。
その上ジュニアは夜になると、人間の言葉で「腹が減った!」と大騒ぎするんですよ。
怯えるシーモアですが、ジュニアが枯れてしまったら店をクビになってしまうし、というか「飯をよこせー!」と煩いから放置する訳にもいかない。
それで仕方なく、“食事の調達”をすることになってしまうんです。
展開としてはめっちゃシンプル。
でも血飛沫ブシャーみたいな派手なグロ表現をしないところが、逆にゾッとする不気味さを醸し出してます。
シーモアがおとぼけキャラだからコメディタッチで見られますが、それでも大分気持ち悪い。
特に物語のオチは、稲川淳二の怪談話みたいな怖さがありました。
今回見たのは1960年版の白黒映画なのもあって、ミュージカルのカラフルで賑やかなイメージからは想像していない内容でした(^◇^;)
1986年にリメイクされたミュージカル映画版は、この作品からどう生まれ変わっているのか、ビフォーアフターが楽しみです。
ミュージカル化された1986年版はこちら↓
eigairoiro.hatenablog.com
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