映画いろいろ。

映画の感想文。何となく目に止まった作品を、何となく観始めるのが好き。

洋画『ピッチ・パーフェクト』 好きは強みになる

音楽の道を目指すベッカだが、大学教授である父親の勧めで渋々大学へ進学。
校内ラジオ局でバイトしている時間が、唯一の楽しみだった。

そんなある日。
シャワールームで歌っていた鼻歌が、アカペラサークルのクロエの耳に入る。
彼女の歌声に可能性を感じたクロエは、大学のアカペラグループ「バーデン・ベラーズ」にスカウト。
ベッカは流されるまま、グループに加入することに…。




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バーデン・ベラーズは、リーダーがグループの伝統を守ろうと固執するあまり頭が固くなっていて、存続危機にあるんです。
新入部員オーディションで集まったメンバーも、みんな自己主張強すぎで全くまとまらない。
そんなバラバラなメンバーを、ベッカが本領発揮でプロデュースしていくお話です。



最初のバーデン・ベラーズは“清楚”とか“可憐”とか“お嬢さん”と言うような、古風な感じの女性らしさを表現したグループなんですが、新メンバーの特技というのがラップやボイスパーカッションだったり真逆のジャンル。

ずっと同じスタイルで活動してきたグループだから、そりゃあ新メンバーと衝突しちゃいます。


私も歴史あるものは伝統を守るべきだと考えるタイプですけど、視野が狭くなったり、外の意見が聞けなくなってしまうのは違うとも思うので難しいですな…。



この物語では、彼女達は皆の個性をグループの武器として、強みとして認め合えるようになって、新しいバーデン・ベラーズに生まれ変わることになります。



最後のパフォーマンスシーンがめちゃくちゃ良くて、大好きなんですよ!!
原曲を好きな人だと違和感を持ってしまうこともあるかもしれませんが、映画でベッカ達を見守ってきた身としては、皆の頑張りが詰まっていて画面に向かって歓声を上げたくなるような最高傑作なんですよねー(´;∀;`)
落ち込んだ時も楽しい気持ちになれるし、疲れている時はもうひと頑張りできるような、そんなパフォーマンス。


お下品な汚いシーンもあるので人を選ぶけれど、学園ものや青春ものが好きな人は是非見てみてほしい作品ですね。





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今週のお題「わたしのプレイリスト」
ピッチ・パーフェクト