洋画『クローバーフィールド/HAKAISHA』 撮影してる場合じゃないでしょう!?
ロブの栄転を祝うパーティーの最中、突然爆発音が響いた。
外に出ると街は未知の巨大怪物に襲撃されており、人々は軍隊の指示で避難することに。
ロブや仲間も混乱の中移動を始めるが、恋人ベスが「落下物に挟まれて動けなくなっている」と電話で助けを求めてきた。
仲間達に引き止められるロブだが、別れ際に本当の思いを告げられていなかったことを悔やみ、彼女のもとへ向かう。
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まずストーリーの感想より何より、めちゃくちゃ酔いましたorz
ロブの友人ハッドがホームビデオを撮影していた流れのまま騒動を撮り続けるので、走ったり転倒したりの手ブレもそのまま映画になってるんです。
ドキュメンタリータッチの主観映像だからこそのリアルな戦場を見ることができるんですが、画面酔いしやすい人には別の意味でも地獄。
そして未知の生物の一つにデッカイ蜘蛛みたいなのがいるんですよ。
これがうわーっと画面いっぱいに襲いかかってくるので、虫が苦手な人にもトラウマもんです。
音も妙に気色悪さを極めているし。
ナンナノコレ。途中で何度も心が折れそうになりました。
でも一度再生を始めたら、最後まで見終えたい性分なんです。
とは言えこの精神ダメージがある種の臨場感で、見る側をただの傍観者にしないファクターってやつ。
登場人物と同じようにストレスを感じて、絶望感を味わえますよ( ̄▽ ̄)
この作品、『10 クローバーフィールド・レーン』を見た時にシリーズだと知って見ることにしたんです。
今作の方が先なので、またしても一作目を飛ばして続編から見始めちゃったパターンで慌てました。
でもストーリーが繋がっているものではなかったから問題なし(笑)
よく調べてから見なさいよと言われるかもしれませんが、なるべく事前情報を入れすぎず、先入観なしで見始めたいんですよ~(´Д`)
ストーリーとしては、ロブが最後までベスを諦めないところは良かった。
最初はイマイチ彼女に本気なのか遊びなのか分からない雰囲気だったけど、胸くそ悪い展開にならず命懸けで恋人を想う姿ってのは安心します。
気分は最悪でしたが。
総評:爆撃の中に飛び込むような迫力を味わいたい人、そしてドMな人向け。
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