映画いろいろ。

映画の感想文。何となく目に止まった作品を、何となく観始めるのが好き。

洋画『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』 正直、度胸試しなんて要らないと思う

あなたは挑戦者か、視聴者か。

ネットで流行しているゲーム「NERVE」
プレイヤーは視聴者から出された指令に挑戦し、クリアすると報酬が振り込まれる。

いつも引っ込み思案なヴィーは、親友に“冒険も必要”とけしかけられてNERVEに挑戦者登録。
参加は一度だけのつもりだったが、多くの視聴者を集めたことでゲームの深みに填まっていく。



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NERVEは言ってしまえば、迷惑系または炎上系YouTuberがやりそうな、過激なことをやらかしてどれだけ注目を集められるかというゲームなんです。


人に迷惑をかけず、危険もない内容ならちょっとした遊び心で済むかもしれませんが、NERVEからの課題は命がいくつあっても足りないような難題も多くて(゚д゚)

目隠しをしてバイクで時速96kmを出すとか、線路に横たわって電車の下をすり抜けるとか、窓から窓へ渡した梯子を歩くとか。(カイジか)


こういう危険な行為ってアクション映画のワンシーンだったらエンターテイメントになるかもしれないけど、それって訓練された人達の技術で作られたものだから成り立っているんですよね。
現実に素人が無茶な撮影をしようとして亡くなった人がいましたし、スタントでもない人がやるなんて恐ろしいだけなのにorz



でもそれがネットの匿名性と集団心理によって麻痺してしまって、どんどん煽りもエスカレートしていくのがこのゲームの怖いところ。

自分に集まっている注目が期待や応援などのプラスなものでなく、蔑視されていることに気づけないと自分の身を滅ぼしかねないですよ。



しかしこういうことが良くないと思う人は最初からしないし、面白いと思う人は何を言われても面白いままなんじゃないですかね。
最後のシーン、私はそう受け取っちゃいました。


それにしても、心臓に悪いシーンが多かったー(;´∀`)