邦画『悪夢のエレベーター』 どこで真実を見抜けるか
マンションのエレベーターが故障し、乗っていた4人は閉じこめられてしまった。
小川順は妻の出産に立ち会うため一刻も早くここから出たいのだが、外に助けを求めるも非常ボタンは反応がなく、携帯電話も電池切れ。
乗り合わせた者にも協力を求めるが、彼らの言動に違和感を覚える。
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だからグロ表現があるなら先に言ってくださいってー!
唐突に来たじゃないですかー(>д<)
一部シーンでしたが、苦手な人は要注意ですよ。
でもストーリー構成が面白かったから感想書きます。(ゲンキン)
エレベーター内で閉じ込められた人達の話を聞いていると、わりと最初の方から違和感があります。
これから妻の出産に立ち会う人
これからジョギングへ行く人
これから空き巣に入る人
これから屋上から飛び降りようとしている人
あれれ~おかしいぞ~と。
この段階の矛盾に気付いた人も「なんだその程度か」と終わってはいけません(笑)
エレベーターの中で繰り広げられるヒューマンコメディかと思いきや、実はとんでもない仕掛けがされたお話だったんですよ。
ミステリーにお洒落さやクールさを求める人には庶民的に感じるかもしれませんが、易しめの難易度でどんでん返しを楽しめる面白い映画ですね。
それこそ謎解き上級者さんはどの段階で真実に気が付けるのか、わたし、気になります。
この作品、コメディカテゴリで見つけたんですよ。
笑える映画を探していて、内野聖陽さんや斎藤工さんの名前にも「おっ」となったし、サムネイルも良い意味で気の抜けた感じがあったので。
確かに最初の方はコントかと思うような軽快なノリでしたが、予想を遥かに裏切った内容でしたね。
結構ダークなので気分は晴れないかもしれないけど、このどんでん返しにやられた感は嫌いじゃないです。
ただグロシーンが目に焼き付いちゃって…夢に出てきませんように(T人T)
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