邦画『金メダル男』 テッペン取っちゃうぞ☆
小学校の徒競走で一等賞を取ってから、その幸福感にハマってしまった泉一。
とにかく一等賞になることを目指して、あらゆることに挑戦。
しかしその道は険しく…。
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主人公・泉一を、青年期を知念侑李くん、壮年期を内村光良さんが二人一役で演じる作品です。
二人の掛け合いが見られるのかと思ったら、そっか同時にはいないのか(笑)
陸上や水泳、球技や剣道、部活という部活に挑戦していく泉一だけど、どれも実らず。
そして行き着いた“表現部”という、絵や俳句などあらゆる手段で表現を極める部を立ち上げて、学園祭で坂本龍馬の一人芝居もしちゃいます。
歌番組で見かける知念くんは可愛い外見とは裏腹に、繊細だけど力強い感じのダンスをしますよね。
この表現部でのパフォーマンスも見応えありましたよ。
でもそれなのに、後に所属する劇団でのダンスシーンではめちゃくちゃ鈍臭い踊り方をするので「フフッ」と変な笑いが出ました( ̄▽ ̄)
これは知念くんを愛でる映画ですな。
他にもチョイ役で贅沢にいろんな人が登場するんですが、個人的に推したいキャラはムラギノール・シュン。
一言、可愛い。
ムロツヨシさんいいですよね~(笑)
あとは清野菜名ちゃんももっと見たかった(* ̄▽ ̄)ゞ
泉一は一等賞が欲しいという意志は強いんですが、一つのことを一等賞を取るまで頑張るってことはしないんですよ。
一回ダメだったら次へ乗り換えて、あっちこっち手を出すんです。
だから周りからは「最近の若いヤツは続かないな」なんて言われるし、頭のオカシイ奴だなんて思われちゃう。
ただ飽きっぽいように見えるけど、一等賞を取るって目標は子どもの頃から一度もブレてないんですよね。
ある意味めちゃめちゃ根気強い。
泣きべそかいたり挫折が早かったりするけど、絶対諦めません。
人がやらない初めてのことって、最初はなかなか受け入れられなかったり、笑いものにされる場合もありますよね。
でもそんなの恐れず、何度失敗しても、何歳になっても挑戦し続ける鋼のメンタル。
だからこそ、せっかく人から評価される結果を残しても、一等賞に拘りすぎて栄光がくすんでしまうのが勿体ないよなぁ。
泉一、そのエネルギーが一等賞だぞ!
まぁでも正直これは難しいことは考えず、好きなキャストが出てくるのをワクワクしながら楽しむ映画だと思いますね。
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