映画いろいろ。

映画の感想文。何となく目に止まった作品を、何となく観始めるのが好き。

洋画『移動都市/モータル・エンジン』 スチームパンク好き集まれ!

物語は遠い未来。たった60分で世界が壊滅したと言われる戦争から数百年後です。
土地は荒廃し、人々は資源を求めて“ハウルの動く城”のような形になった都市を移動させながら生活しています。
時として大きな都市は狩りをして、小さな都市を喰い、資源を奪って勢力を拡大していました。



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一旦ストーリーはさて置き、言いたいことがあるんです。
監督さん、ジブリ好きですか?(笑)


移動都市のビジュアルはハウルの動く城

空中戦はラピュタ
船を操縦するシーンも、燃える船から脱出するシーンもそうだし、目が光ってヘスターに寄り添うロボットもいる。
故郷を離れて2人で旅に出るエンディングも、ラピュタっぽい。

乗り物は紅の豚「サボイアS.21試作戦闘飛行艇」みたい。
ロンドンが突っ込むところは王蟲かな?


まるでオマージュのように見えるシーンがたくさん。
パクリとは思ってないので誤解なさらずですよ。
全く別物なので(;´∀`)
でも本当にジブリが好きなら「監督さん、気が合いますね!」と、思わず検索しちゃいました。

都市が大地を動き回るさまは『ハウルの動く城』を思わせるが、リヴァーズ監督は「そうだね(笑)。ハヤオ・ミヤザキの映画は大好きだ。僕の家族もみんな好きだよ。だけど、本作は『ハウルの動く城』というよりも『天空の城ラピュタ』に近いかな」と明かす。


引用元:www.cinematoday.jp


やっぱりそうなんですね!
ラピュタ大好きですが、この世界観ワクワクしましたよー(*゚▽゚*)





ストーリーはすごーく複雑なので、ざっくり説明すると


  • ヘスターは母親の仇、サディアスを追ってます。
  • サディアスは移動都市の頂点ロンドンの考古学者であり、副市長です。
  • サディアスの裏の顔を知らず尊敬する見習い史学士のトムは、ヘスターに襲われたサディアスを助けます。
  • しかし!知らなくて良いことを知ってしまったので、トムもヘスターと一緒に都市の外へ捨てられちゃいます。
  • ここからヘスターとトムの真実を探す冒険の始まり始まり。



サムネイル見てくださいよ、かっこいー!
吸い寄せられるようにポチりました(笑)

この女性がヘスターなんですが、赤いマフラーが進撃の巨人のミカサみたいだなぁなんて思っていたら、吹き替えをされている声優さんが石川由依さんでした(゚∀゚)
朴璐美さんや嶋村侑さん、下野紘さん、津田健次郎さん、井上麻里奈さんと、声優陣は進撃風味もわりとあるんですよね~。



ただストーリー展開に新しさっていうのはあまり無いかも。
ロボットのシュライクの過去について、もう少し掘り下げてほしかったな。

私達が生きる現代が古代となっている世界って、個人的には凄く好きでワクワクするんですよ。
でもこの映画はそういうストーリー性というよりかは、この世界が本当に存在するかのようなリアルな映像の迫力に力を入れているように思います。
冒頭の都市が都市を追うシーンは、映像技術の凄さに見入っちゃいました。


原作は4部作の小説ならしいので、続編をよろしくお願いします(`・ω・´)b



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