※苦手な人は注意 『デーモン・インサイド』婦婦のサイコスリラー

ジュールズとジャッキーは結婚一周年の婦婦。

記念旅行でジャッキーの生まれ育った湖畔の家を訪れると、「久しぶりに明かりがついていたから」とジャッキーの幼馴染のサラが訪問した。
しかしジャッキーのことを“メーガン”と呼ぶサラ。
ジュールズは不審に思い、ジャッキーの留守中にサラに事情を聞きに行くと、子どもの頃に起こった恐ろしい事故を知ってしまった。

愛する妻を信じたいジュールズは、本人から真実を聞こうと問いかける。
すると涙ながらに話し始めるジャッキーだったが、本当の彼女は…。

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『デーモン・インサイド』というタイトルなので怪奇現象に襲われる物語なのかと思いましたが、完全に人対人です。

ビックリ系ハラハラは常だし、痛い系グロいのも結構あります。
怖い映画に耐性がない私には刺激が強すぎでした(；ﾟДﾟ)
平気な人は何のこれしきかもしませんが、私のレベルだと一人で完走できた自分を褒めてあげたい。

なんたってジュールズがジャッキーの過去を知ってしまった時、ジャッキーはすぐにジュールズの始末を始めます。
まるでゴミを捨てるみたいに崖から突き落とします。
手慣れたように通報するシミュレーションをして、テキパキ準備を始めるんです。
つまりこれが初めてじゃないんですね。

でもジュールズは実は死んでいなくて、何とか彼女から逃げ始めます。
私はまだ『デーモン・インサイド』のタイトルに引っ張られていたので、てっきりジュールズがゾンビ化したのかと思いました(笑)

というか人間ってあんなにボロボロになっても、走ったりボートを漕いだりできるもんなんですか(ﾟдﾟ)
肩は外れてるし足は折れてるし、臓器も傷ついたりしてるんですよ！？
ゾンビじゃなくてもゾンビじゃないですか(？)

ここから婦婦隠れ鬼の始まり。
ジャッキーは泣き落としで「あれは事故だったの。どこなの？心配してるわ。」とジュールズをおびき寄せるんですが、出てこないとなるとすぐに表情が変わり「クソッ」と言い放って移動するんです。
ぜ、全部ジュールズに聞こえてるのに…。
ジャッキーは詰めが甘いのか何なのかΣ(ﾟдﾟ)

自分で怪我を手当てしながら逃げるジュールズを見ていると、ゲームの「Dead by Daylight」を思い出しちゃうなぁ☆なんて怖さを紛らわせる私。(それは果たして紛らわせているのか)

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それにしてもジャッキーって、本当にレズビアンだったのかなぁ。
もしかして相手が男性だったら力が敵わないから、同性愛のフリをして女性を狙ってたりして。

ずっとヒヤヒヤしながら見ていてドッと疲れましたが、終わりは綺麗なまとめ方だなと思いました。
ジャッキーがサイコパスに目覚めた時の出来事を振り返るようにして締めくくられたのが、悪には天罰が下るというか因果応報だなと。
慣れでジュールズを追い込むジャッキーに対して、頭を使って立ち向かったジュールズ。
でもこれって、ジュールズがジャッキーを本気で愛していたからできた行動だよなと思うと切なくなります。

いやぁこういう物語を見ると、結婚なんてするもんじゃないなと思ってしまいますね(笑)

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